マントンの選び方

アイテム

フラメンコを続けているといつかはマントンを使った振り付けを習います。初めてマントンを購入することになりますが、マントンはシルク製なので安い買い物ではないです。安目のものを買ってまた買い直すことがないように慎重になりますよね?円安の今は本当に高価なものになりました。私は使うあてもないのに一目惚れしたマントンを何年も前に購入してしまったのですが、それは今探してもなかなか見ることがない刺繍の可愛いマントンだったのでとても満足しています。そして現在購入しようと思うと倍の値段になっていると思うので買っておいてよかったと思います。

重さはどれくらい?

もしもオンラインショップで購入するとしたら実際手に持って振れないと思うので重さが目安になると思います。800グラムくらいが程よく重さもあり扱いやすいと思います。400グラムだと軽すぎてフリンジもスカスカだし体にまとわりついて扱いづらいと思います。1キロ超えるとかなり重厚感もあり刺繍も素晴らしいものが多いのですが初めてのマントンだとかなり取り回しに時間がかかります。重たいので腕や肩の筋肉を使って取り回さないとすぐ床に着いてしまいます。肩や腕に負担がかかり、振り移しよりもマントンに手こずってストレスが溜まるかもしれません。

大きさは?

マントンは斜めに折って三角の状態で羽織ったりします。斜めの対角線が両手を広げて持った時に10センチづつ余ると良いと聞きます。ですので身長が高い方、手の長い方だと通常140センチと書いてあるものが良いと思います。小柄の方でしたら135センチのものが良いかと思います。

布の外側にたいてい15センチくらい編みがあってフリンジが35センチから40センチつきます。

色や柄は?

お好みで。ただフラメンコライブはたいてい照明が暗めなので黒地に黒いフリンジだと舞台映えしないかなあという気がしています。フリンジだけでも白だったら生えるかもしれないですが。地が黒だとセルフクリーニングの時に色移りを気にしなくていいとのことなので扱いやすいかもしれません。暗めの曲でも明るめの曲でも使える色を買っておくといいかなと思います。柄はいろんな刺繍があるので本当にお好みで選ばれるといいと思います。私の知り合いはフッ軽なのでお気に入りを見つけにスペインまで行きました。高い買い物なので本当に自分が気に入った柄を購入されるといいと思います。時間がないと選択肢がないので時間をかけてお気に入りを見つけておくといいと思います。

そして一番重要なのが布の外側についているフリンジの部位分がたくさんあるものを購入した方がいいです。フリンジがスカスカだと安っぽく見えるし踊っていても全然エレガントに見えないので。このフリンジがたわわに揺れるのが素敵なんです。

お手入れ

フリンジがくにゃくにゃになってしまった時は霧吹きで水をかけて手ぐしでほどいて吊るしておくとまっすぐ伸びます。洗濯は色落ちや刺繍の縮みが怖いのでしませんがシルク用の洗剤で優しく洗う方もみえます。バスタブなどの大きい場所で布の部分を先に優しく洗い、バスタオルで優しく脱水してからフレコ部分は少しずつ揺らしながら洗うとのことでした。舞台が終わってからの方が良さそうですね。

まとめ

マントンの選び方について書いてみました。

  • 重さは800グラムくらい
  • 大きさは両手を広げて10センチくらい余るくらい。135センチか140センチの2択だと思います。
  • 色や柄ははお好みで
  • フリンジはたっぷり付いたものを
  • 必要になる前に時間をかけて自分の好みを探しておく

教室の先生の指導もあれば購入しやすいと思いますがわからない方の参考になれば嬉しいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました