姿勢やバランス

意識

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わたしのレッスン初期ー姿勢編

姿勢については先生に言われていたとは思いますが、正解がわからず安定しないままレッスンを受けていた気がします。

かなりの期間、自分で意識しないまま足を打っていたので鏡越しの自分の肩はぐらぐするし、体重の置き場所がわからず軸もぐらぐらすることも多かったです。

何より足が打ちにくい。。。

「後ろ体重になってる」「もっと前体重」と言われても感覚がわからず、「胸を張って」と言われて胸を張ったら反り腰と言われ何をどうしたらよいのか悩みました。

結局、自分で意識して安定するポイントを見つけないと改善しませんね。

色々調べてやってみて私なりに分かりやすかった表現をシェアしますね。

立ち方・足の打ち方のコツ

1.姿勢

立ち方についてはご存じとは思いますが、壁に背中をつけて立ち、頭・肩甲骨・お尻・ふくらはぎを壁につけて立ちます。

浮いているウエストも壁につける。これが基本です。

腹筋を使えと言われています。「胸を高く」と先生方はよく言うと思いますが「肩甲骨を寄せて肩を下げる」と同じ事かな?と今では思います。

骨盤の中央に仙骨という骨がありますがこれが前に倒れているとお尻が出てバランスを取ろうとして反り腰になるため腰痛になりやすいです。

仙骨がまっすぐ立っているように気を付けるといいです。

肩はぐるっと後ろに回して肩甲骨の横に、そして下げる。

肩が前にあると首とあごが出てどんなにかっこよくやってるつもりでもサマにならないです。

振付で肩を入れる時は別です。

2.足を打つ時の軸について

これをつかむのにすごく時間がかかったのですが確認することが2つあります。

竹馬バランス

フラメンコシューズを履いてかかとだけで立ってみます。上半身はまっすぐ、ひざは少し曲げてつま先は上げます。

そうすると竹馬に乗っているような感じでとことこ歩いたりできませんか?

その感じがタコン(かかと)に自然に体重がかかる位置、力まずタコンを打てる位置です。

歩くときに左右の重心もバランスがとれていれば大丈夫です。

そんなに右へ左へ行かないはずです。

つま先バランス

次にタコンを打つ時の感覚をつかんでみましょう。

裸足になります。天井からまっすぐ釣り下がった状態で立ちます。

そこから上半身はそのまま、骨盤の位置は変えずにひざを緩めて前に出しながらかかとを高く上げてつま先立ちになります。(お尻は出ない・背中反らない・股関節からモモをまげて)

これでバランスが取れる感覚をつかみます。

その位置だとかかとを下ろすだけで体重によってタコンの音が出ます。

このつま先立ちの時の軸をつかめば(後ろに足を振り上げなくても、かかとはフルアップでなくても)軽くタコンの音が出せますので早くなっても対応できるようになります。

3.バランス習得

足を打つ時に気を付けることは常にプリエ(ひざを軽く曲げる)。

膝がまっすぐだと動きを吸収できないので、足を打つたびに上半身が弾み肩が上下して不安定に見えます。

頭や肩の位置が動かず足を打てるとどっしりした安定感が出ます。

体幹を鍛えるエクササイズとして片足で立って、上体はまっすぐのまま浮いた足を股関節から動かして前と後ろ、左右にぶんぶん大きく振ってみるというのがあります。

これで上半身が振り回されずにまっすぐいられるように腹筋で支えられれば体の軸は取りやすくなってきます。

他には「バランスクッション」の上で片足で屈伸するというのもやってました。

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体幹は回転する時にも重要なので鍛えるとのちのち効果を発揮します。

いろんな人がいろんなアドバイスをしているので自分に合ったものを見つけてやってみるといいと思います。

上達したいという執念ですね。。。

以上、こんな感じで私が長年かけてやってみて「これだ!」と思った分かり易い方法をご案内しました。フラメンコを楽しく続けてくれる人が増えることを願って。

私がもっと早く教えて欲しかったと思うことを書きました。

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